事業LEVEL.03 個人事業開業資金
こんにちは!ムササビネコです!
このブログでは一人のサラリーマンがイベントプロデューサーとして個人事業主になり、日々右往左往するエピソードをお届けしています。
名作RPGのように小さな村を夢という武器(知恵)1本と葛藤というTシャツ1枚で旅立つ姿を見守っていただけると嬉しいです。(笑)
INDEX
- いざ出発・・・エッ開業資金どうしよう
- 商工会議所はすごく親身でした
- 開業資金について考えているあなたへエール
いざ出発・・・エッ開業資金どうしよう
前回目標も立て終わり、これから新たなフィールドに出発となりました!サラリーマン時代からこの時点まででも考え事をしすぎて頭が痛い、でも事業はきちんと開業したい。そんな感情に挟まれながら辿り着いた大切なスタート地点。某大型RPG大作のように”HP全開でいざゆかん”という感じではなく、手持ちの武器である棒は折れかけ、布の服はビリビリ破れノースリーブ状態・・・そんな心境でした。(今思い出しても辛かったものの、一歩を踏み出したことで次の一歩に繋がり自信が湧いたので、すごくいい思い出です。笑)
ただ、このブログを書きながら色々当時を思い返してみると大変なことを思い出してしまいました。。。
「俺ッ・・・手持ちのゴールド(円)ほぼないやん。。。」
そう、本当に無謀でお恥ずかしながら貯金は100万円程度。毎月の生活費に当面充てることを考えるとほぼ事業資金ゼロの無計画出陣。(お金以外は練りに練りましたので、誤解のないように言い訳します。。。)
誰しもが避けては通れないもの・・・それがお金です。お金がないと武器が買えない、武器が買えないと弱い敵と何百回と戦わないといけない。お金がないと防具が買えない。防具が買えないと弱い敵にもボコられる・・・ビジネスも同じですね。(個人事業主として5年経過し、本当に心理だなと感じます。)僕の仕事はイベントプロデュースなので、武器としてMacを購入してデザイン資料制作提案、防具としてスタイリッシュなセットアップスタイルの洋服を身にまとい、軽快にお客様との打ち合わせ会場となるカフェをスピーディーに行き交うなど、職種によって変わるであろう武器と防具が必須と思いました。
それが買えない・・・ムササビネコは力尽きた。
・・・と冒頭で詰んだと思いましたが、大丈夫です。僕はまだ元気に生きています。もちろんのこと今振り返れれば、毎月の貯金はまず間違いなく計画的に行い、当面の生活資金を確保した上で、ご退社することを強くおすすめします。ただ、それでも訳あってどうしても独立したい、自分自身のたった一度の世界を今変えるんだッ!!と第三者が説得することも難しいどうしようもない理由がある方はムササビネコの歩んできた道をブログを通して見学してみてください。何かのヒントになるかもしれませんし、「絶対に貯めてから独立しよッ(こわ〜)」という方が大半と思いますので。笑
では経営に関する事業資金をどう工面し、どう旅立ったのかと言いますと、とある場所に向かうことになります。それは・・・そう開業に身を委ねる勇者達が最初に立ち寄るであろう村の教会、商工会議所です。
商工会議所はすごく親身でした
独立すると決めた矢先に美容室でヘアカットしてもらっているときにオーナーに「今度独立するんですけど、当面の資金繰りや相談ができるような場所ってどこかありますか?」とお尋ねしたところ、商工会にいってみるといいよとおっしゃってくれました。勝手な思い込みですが、当時の僕は「商工会かぁ・・・なんだか荷が重たいし、正座して漬物石でも腿(もも)にのせられて、開業計画のどこが甘かったのかを10挙げてみろ」とかいわれないか被害妄想全開でした。(後で回収されますが、商工会議所様、本当にゴメンナサイ、めちゃくちゃいつもお世話になっています。)
悩みに悩んだ結果、重い腰をあげて商工会議所に向かいました。僕が住んでいる商工会議所は海の近くにあり、当日すごく晴れ渡っていたことを覚えています。到着し、ドアを開けて臨戦体制に入ると・・・
「こんにちは!開業の資金についてのご相談?もちろん問題ないですよ!どうぞこちらのお席に腰掛けてお待ちください。」
「エッ・・・これから血で血を洗う激しい戦闘が・・・」、と一人アホな心境でポカーンとしてしまいました。めちゃくちゃ優しい、めちゃくちゃ親切、めちゃくちゃ親身になってこちらの話を一つずつ丁寧にカウンセリングしてもらえました。結果、商工会議所様から当面の運転資金のあり方、借入を行う場所、などなど、たくさんのご提案をいただくことができました。このお話はまた次回。いずれにしましても今思い出しても最初にお世話になったご担当の方を僕は生涯忘れることはありません。だって、夜更けの教会に訪れた自分は確かに心を救ってもらいましたもん。
開業資金について考えているあなたへエール
冒頭に申し上げた通りなのですが、開業前にやっておけばよかったなぁとつくづく思うことは、貯金をもっと計画的に行うべきであったこと。100万円の預金は半年の生活費にもなりません。(人それぞれのライフスタイルによりますが。)僕の肌感覚ですが、最低でも200~300万円ほどの預金が手元にあった方が心の拠り所になりますし、戦略もゆっくりと練ることができることは間違いありません。ただ、それでも独立という道に一歩足を踏み出したあなたを心から応援したいことは変わりませんし、せっかくなら独立開業してよかったなと心から思える生き方を選んでほしいです。
まず独立開業を決めたらお住まいの地域の商工会議所にアポイントを取ることは個人的にお勧め出来ます!もちろん手元に何も資料を持たずに行くのではなく、事業内容の説明や開業に伴う背景、せめて最低1年分の損益計算書(PL表といいますが、ザクっとお伝えしますと事業の家計簿です。)は作成した方がお話が伝わりやすくおすすめです。
商工会議所の参照情報を下記に記載致しますね。補助金の申請や確定申告なども手厚くサポートしてもらえますので、非常におすすめです。お気軽に地方の商工会議所にご相談してみてくださいね。
さぁ、次回は商工会議所様からのアドバイスをどう活かし、どう行動したのかを綴りますので、お気軽に覗いてみてくださいね!
Story of Your Life !!!!
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– Today’s ムササビネコ –
*ムササビネコは商工会議所に心を救われた。
事業LEVEL.3
(事業の心得)
*じぶんにむきあう
*ちいさなはんぽ
*自由とは責任との鏡合わせ
( 装備品 )
E:折れかけた棒の切れっぱし
E:破れたノースリーブの服
(これまでの立ち寄り場所)